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20歳になるまで



遅ればせながら、明けましておめでとうございます。

神奈川・横浜を中心に関東近郊出張撮影をしております、【Your Photography】のReiriです。

2024年も、どうぞよろしくお願い致します!!


年が明けてから、なんだか色んなことがあったりして、少し気持ちが落ち着かないお正月でした。

写真を撮ることしか能がない自分ですが、目の前のありふれた日常の温かさが実はとても儚くて、だからこそ『写真』が意味や価値を持つことができるのかも知れないな、と思っています。

いつもそこにあるから、ついついその大切さを忘れてしまいそうになるささやかな幸せを、改めて客観的に見詰めることができるのが写真の良いところ。

何気ない日々、当たり前の景色、変わるもの、変わらないもの。大切なひとと笑い合うひとたちの表情とか、見守る眼差しとか、その空間を温かく包む光とか、……そういうものこそ残しておきたい。

今年も、『あなたと、あなたの大切なひとの為に』、Your Photographyは写真を撮らせていただきます。どうぞよろしくお願い致します。



さてさて、先日は『成人の日』もありましたね。

12月上旬に前撮りで新成人のお嬢様を撮らせていただいたのですが、お母様が着られた振袖を纏って凛とした晴れ姿を見せてくださったお嬢様と、それを見守るご家族皆様の温かな空間をご一緒させていただけたこと、本当に光栄でした。

(幼なじみのおふたりの撮影だったのですが、ご両家ともめちゃくちゃ楽しいご家族でした♥)






そして、ふと思うことがあります。

カメラマンになったばかりの頃に交わした、私をカメラマンでい続けさせてくれる、ひとつの約束。

「20歳になるまで」。


私がその約束を交わしたご家族と出会ったのは約13年程前。Babyの1歳のバースデー撮影で、私は当時勤めていたフォトスタジオのカメラマンになって数ヶ月というぺーぺーの新人の頃でした。

Babyの誕生日当日だったその撮影中にちょうど出生時刻を迎えて、ぴったり1歳だね、なんて言いながら、ご家族とスタッフで盛り上がった初回の撮影。パパさんママさんは写真にとても感動してくださって、私の写真を『作品』と仰ってくれました。

後日丁寧なお礼のメールまでいただいて、そしてそこには

「娘が20歳になるまで写真を撮って欲しい」と書かれていました。

当時の私はカメラマンになったばかりの新人で、結婚もしていなくて、そこからの19年という時間はあまりにも茫洋としていました。

ただ、新人とは言えカメラマンとして写真を撮らせてもらう日々は本当に楽しくて、こんなに楽しいことが仕事で良いのだろうかと思うくらい充実していて、その仕事をこの先の未来にまで求めてもらえたということが本当に嬉しくて幸せで、……だから、その言葉に『ぜひ!!!!』と答えました(笑)。


それから毎年、私は彼女の撮影をご担当させていただくようになりました。

小さいうちは夏と冬の年に2回、小学校に上がってからは年に1回。撮影履歴の担当者欄にはびっしりと私の名前が並びました。

よちよちの赤ちゃんだったその子は、自分で立って歩いて走るようになって、私を名前で呼んでくれるようになり、天真爛漫でちょっと小悪魔的なおしゃまな女の子になっていき、私はそんな彼女をファインダーからずっと見守らせてもらってきました。

私は毎回彼女の目覚ましい変化と成長を目の当たりにして、それをどう写真に残すか悪戦苦闘と試行錯誤を繰り返し続け、そんな撮影をしながら『カメラマン』として成長させてもらっていたように思います。





前職のスタジオを辞める年、私は彼女を撮ることができませんでした。

自分の体調不良でご予約日に出勤することができなくて、それでも私との撮影を望んでくださったご家族は予約を変更してくださり、しかしリスケ後の日程で今度はお子様の方が体調不良で、……というようなことを繰り返して、結局彼女の撮影ができないまま私はスタジオを退職しました。

それは、辞める時の大きな心残りになりました。……が、昨年末にようやく彼女との再会を果たすことができました!!!!




しっかり思春期に突入した彼女とのおしゃべりは、もはや私に大人としてのアドバンテージなどないのです。

自分の考えと価値観があって、ちゃんと大人に反抗もして、自分の意思を明確に伝えることができる一人前のレディ。小さな頃から『36歳の女の人中に入ってません?』というくらいのおしゃまさんだったので、同じ年頃の女の子たちと比べても抜きん出ている感じではありますが(笑)、とにかく普通にめちゃくちゃ楽しい『女子会』ができるようになっていました。

(ちなみに、思春期女子にありがちな『パパはイヤ期』だそうで、パパさんの同伴は叶いませんでした)

冬の陽が差す公園で彼女をファインダーから見詰めながら、Babyの頃の面影がよぎったり、見たことのない大人の気配を感じたり。

そして、前撮りで撮らせていただいた新成人のお嬢様の振袖姿が思い起こされました。

『20歳になるまで』、あの頃途方もなく先の話だと思っていた19年先の未来は、気が付けばあと8年というところまで近付いてきていて。

私は8年後、彼女の振袖姿を見るまではカメラを置けないよなぁ、なんて、改めて思ってしまうのでした。



……とは言え。

実は、ありがたいことに他にもそういうお約束をさせていただいているご家族もいらっしゃいまして。

何なら昨年、私が撮らせていただいていた子が母になり、新たな世代との出会いもあったりしたもんだから、まだあと20年頑張りたいところなんですよーー!!!!(切実)

『20歳』、それはやっぱり人生の大きな節目で、できることなら今関わらせていただいている子どもたちのその時まで、傍らに寄り添いながら写真を撮り続けていたいなと、ただただ願っています。

おばあちゃんになったらカメラバッグ背負うのしんどいかなあ。その頃にはカメラもレンズももっと軽量化されていたりするんでしょうか(笑)。

その辺はカメラメーカーさんに期待しつつも、自分はひとまず健康と筋力の維持に努めるべきですね!!!!


今年も健康第一、いつでも元気に皆様のもとへ駆けつけます。

2024年のYour Photographyも、出会いと再会を楽しみにしております*^^*



Your Photography

黒木れいり

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