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Your Photography Blog

On Stage, -Sunny Smile with Your Photography-

  • 執筆者の写真: Photography Your
    Photography Your
  • 10月10日
  • 読了時間: 4分
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こんにちは。

横浜拠点の出張撮影、Your PhotographyのReiriです^^


お久しぶりのBlogになってしまいました〜〜 気が付いたら季節もすっかり秋模様。朝晩冷えを感じる日も増えてきましたね。

でも、今からご紹介するのは夏休みの最後の頃にお撮りしたお写真だったりします(笑) InstagramではUPしていましたが、綾瀬のダンススクールSunnySmile様の発表会の写真です。

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SunnySmile様の ▲公式HPはこちら▲


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夏の終わり、SunnySmile様の発表会にゲネプロから本番まで、カメラを構えてみっちりご一緒させていただきました!!


SunnySmile様の発表会撮影は、実は昨年もご担当しております。 一般的なスクールフォトのような形態での撮影は(基本的には)お受けしていないYour Photographyですが、SunnySmile様の代表の方とは以前のスタジオに勤めていた頃から旧知のご縁。

全員を撮らなくてもいいから、踊っている子どもたちの表情を中心に撮って欲しい、という点だけオーダーとして頂き、あとは全部おまかせしてくださいました。


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おまかせ、というオーダーは、いちばん腕が鳴るところでもあり、そして実はいちばん緊張もします。 なんせ写真というものには、カメラマンの価値観が如実に反映されますから。

カメラって、実は写真の色んなところを細かく設定できるので、どう撮ることだってできるのです。 (まあ機材のスペックの範囲ではありますが) 明るく撮るか、暗く撮るか。動きをピタリと止めて撮るか、敢えてブレさせて躍動感を感じさせるか。写真という四角い枠の範囲の中に、何処から何処までを入れるのか。全身?上半身?それともお顔のクローズアップ?角度はどう撮る?

そして、シャッターのタイミング。いつ、どの瞬間にシャッターを切るのか。そのほんの0.1秒の差で、写真は大きく変わります。 そういう細かなひとつひとつ、その全てがカメラマンの決定次第。何故その写真をそう撮ったのか、カメラマンにはその理由がなくてはなりません。 そしてその理由こそ、カメラマンの価値観に依るもだったりするのです。


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その瞬間を良いと感じた。だから、撮った。 そんなシンプルな理由ではあるのですが、何を『良い』と感じるかは千差万別、人それぞれ。そしてその『良さ』をどう表現するか、も。

例えばこれが、「こう撮って欲しい」という具体的なオーダーがあった場合は、それに合わせてお撮りすれば良いのですが、おまかせいただいている場合は全ての基準が撮影者の感性次第。 そして今回は発表会での撮影なので、目まぐるしく展開するその動きや表情に対して、撮影者の都合でポーズや角度の指示はできません。 だから、腕が鳴るし、緊張もするのです……。


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でも、目の前のステージで躍動するダンサーの皆様は、あまりにも美しくて。 その動きには、積み重ねてきた努力と、良い意味での緊張感と、踊るという表現の楽しさがみなぎっていて、写真に残したくなる瞬間が溢れていました。

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ゲネプロから本番が終わるまで。彼らはみんな真剣で、直向きでした。 キンダークラスの小さな子たちも、去年お見かけした子たちも今年初めてお見かけした子も、昔から知っているお嬢さん方も。 真剣で直向きで、ひたすら一生懸命なその姿勢には、カメラマン側も同じくらいの熱量を持って臨まないと失礼というもの。

キロ単位のカメラを2台ぶら下げて、中腰で移動し続けるのはなかなか堪えますが(笑)。 最後の方は腕の力だけではカメラを保持しきれないので、壁に体を押し付けながらカメラを支えていました。


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フォトグラファーになって15年目。ここまで体力と筋力と集中力を使い果たす撮影は、実はそんなに多くはないかも知れません。 経験が増えた分、予測や対処できることも多くなりますし、フリーランスともなれば自分で事前に色々と調整できることもあります。自分の気力体力の限界値は把握して、無理をし過ぎないように調整する。そういう自己管理は、プロとして必要なのです。

しかし、この撮影だけはなんだか全てを出し切ってしまいます。笑

幸運なことに翌日に撮影の予定がなかったし、何せ目の前では全力を出し切ろうとしている若いひとたちがギラギラした輝きを放ちながら躍動しているものだから、そのエネルギーに当てられてしまう。 前述の通り、撮影者として、同じ熱量で真っ向から撮影してみたくなっちゃうのです。


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おまかせしていただいた撮影だからこそ、自分の価値観に従って、良いと思ったその瞬間を捉える為に自分の全力を出し尽くす。

こういう撮影をさせてもらえることが、何より光栄なことだと思います。

普段の撮影、とはまた少し違う、挑むような撮影をさせていただけました。


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SunnySmileの皆様、本当に刺激的で素敵な時間をありがとうございました!!

また来年も、どうぞよろしくお願いいたします^^

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まあ、翌日以降少しの期間撮影の予定がなかったことは本当に幸運で。 全てを出し尽くした私が、翌日から発熱したのは、また別のお話。笑



Your Photography 黒木れいり



 
 
 

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