Photo is ...
- Photography Your
- 6月30日
- 読了時間: 4分
更新日:2 日前

先日、ちょっと久し振りに少し突っ込んだことを聞かれました。
「れいりさんが、お客様に届けたい写真ってどんなのですか?」 って。
何だかふわっとしてるようで、でも核心を突いているその質問は、久々にこんな文章を書いてみるくらいには自分の中に深く問いかけられたものでした。
昔、スタジオにいた時はよくそんなことをスタッフブログに書いたりしていたのですが(笑)
Your Photographyを立ち上げてからは、そういう『想い』に振り切った文章を書くことからは、少し離れていたような気がします。
それは、いち事業としてあまり主観的な想いを書き散らかすものではない、という分別からだったかも知れないし、単純に色々アナウンスすべきことがたくさんあって時間がなかったからかも知れません。
でも、Your Photographyのフォトグラファーは私ひとりで、『わたし』が始めた出張撮影なので、
そろそろもう少し『わたし=Your Photography』のマインドを語ってみても良いんじゃないかな、なんて思ってしまいました。
という訳で、少しだけ、書いてみようと思います。

あなたの為のあなたの写真、撮ります。
Your Photographyが撮るその写真は【あなた】にとって肯定的な記録でありたい。
私が、Your Photographyが届けたい写真、それに込めたい想いは、ただそれだけです。 その写真を見て、自分の存在を大切に思えたり、自分を大切に思ってくれている人の存在に気付けたり、その写真があることで少しだけでも強くなれるような、苦しい時でも前を向けるような、そんな写真を届けたい、と思っています。

だって、人生は怒涛のように過ぎ去っていって、毎日幸せなだけではいられないことも多いから。
ママさんやパパさんにとっては、正解なんてあるのかどうかもわからないような子育ての日々の中でメンタルを必死に保ちながらの毎日で、とりわけお子様のBaby期の変化や成長はあっという間だとわかっていても、ゆっくり見つめていたくても、そんな余裕はなかなかないでしょう。
10年経ってまた写真を見た時に、そんな日々を誇れるような、こんなに小さな命を守りながらここまでやってきたよね、あの時は大変だったけど目の前のものはこんなに美しかったよね、と思えるような、そんな写真を残しておきたいのです。

その時は気付けなかったことに気付いたり、忘れてしまっていたことを思い出したり、子どもたちに振り回される日々を必死にこなしながらボロボロな自分であったとしても、その眼差しに愛があふれていたこととかを、写真を通して見付けてもらえたら、それはきっとフォトグラファー冥利に尽きるというもの。
そして子どもたちにとっても、パパやママやおじいちゃんおばあちゃん、きょうだいの眼差しの温かさを、いつか大きくなった時に知って欲しい。 自分では何もできずに泣くことしかできない、そんな時期を、ただただ愛してお世話してくれたひとたちがいてくれて、泣いたり怒ったり笑ったりしながら大きくなって、あなたはこんなに愛されているんだよって、それを伝えられるような写真を残したいのです。


【あなた】の人生において【あなた】が写るこの写真が、ほんの少しでも力を添えられるものになれば良いなって。
あなた自身を誇れるような、あなたを大切に想う人の心に寄り添うような、そんな写真を残していきたいなって、ただただそう願っています。
そういう写真を残していきたい、という私の想いは、スタジオに勤めていた頃からありました。 でも、家族のカタチも、その暮らしも、そして抱える想いも、それぞれの家族の数だけそれこそ千差万別、多種多様の十人十色。 それぞれのカタチに、想いに、柔軟にfitした撮影をしていきたくて、私はYour Photographyを始めました。 あなたの為の、あなたの写真を撮る為に。



個人的にはそんな想いを持って写真を撮っていますけれど、まあこれは独りよがりな想いであって、お客様がどう思うかはわからないところです(笑)。 なのでせめて、自分はそういう想いを持って撮影をさせてもらっています、ということを意思表明してみました。

あなたの暮らしのお近くで、あなたの人生に寄り添って、あなたの為の、あなたの写真を撮ります。 出張撮影Your Photographyのフォトグラファー、黒木れいりです^^ 【あなた】の想いも、ぜひ聞かせてくださいね。
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